マツダのデミオは走りやすさが好評で人気となっている定番コンパクトカーです。

デミオにもほかの車と同じようにいろいろなグレードがありますが、共通スペックはどのようなものなのでしょうか。

ここでは、人気の「XDグレード」のスペックも含めてマツダのデミオのグレードを比較してみました。

デミオの全グレード共通スペック

デミオ

画像引用:https://www.mazda.co.jp/cars/demio/

「私の」というスペイン語の造語から名前がつけられていて、趣味の車・実用車として広い使い道があるため人気になっているマツダのコンパクトカーがデミオです。

デミオにはガソリン車とディーゼル車の2種類のタイプがあり、それぞれにもいくつかのグレード/パッケージがあります。

デミオのグレードには、

C

  • 15C

 

S

  • 15S
  • 15S ツーリング
  • 15S ミストマルーン
  • 15S ノーブルクリムゾン
  • 15S ツーリング Lパッケージ

MB

  • 15MB

XD

  • XD
  • XD ツーリング
  • XD ミストマルーン
  • XD Lパッケージ
  • XD ノーブルクリムゾン

というグレードがあり、このそれぞれに2WDと4WDが用意されています。
2WDと4WDでは、4WDのほうがお値段が高めとなっています。

ここで、デミオの全グレード共通スペックをみていきましょう。

全グレードで共通の標準装備は

  • 運転席&助手席SRSエアバッグ
  • ダイナミックスタビリティ・コントロールシステム[横滑り防止機構]<DSC>・トラクションコントロールシステム(TCS)
  • ヒル・ローンチ・アシスト(HLA)
  • 運転席ラチェットレバー式シートリフター
  • インテリジェント・ドライブ・マスター(コーチング機能、ティーチング機能)
  • SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS Gベクタリングコントロール(GVC)
  • SKYACTIV-CHASSIS(スカイアクティブ・シャシー)
  • i-stop
  • LEDリアコンビランプ
  • チルト&テレスコピックステアリング

となっています。

「インテリジェント・ドライブ・マスターのティーチング」という機能は、スコを表示だけでなくアドバイスまでしてくれるという初心者にうれしいものとなっています。

ただ、オーディオレスの仕様でのこの機能は、スコア表示だけの仕様となっています。

インテリアの装飾や加工については、各グレードによって細かな違いがある仕様になっています。

ただ、メカニズム関連は全グレードで共通仕様になっているところが多いです。

スカイアクティブ

画像引用:https://www.mazda.co.jp/cars/demio/

このメカニズムで注目なのが「スカイアクティブ」でしょう。

G-ベクタリングコントロールは高速走行や悪路の安定性を向上し、揺れのショックを軽減してくれるので、「思いのままに走れる」ハンドル操舵を味わえます。

このスカイアクティブ・シャシーは、マツダの言う「人馬一体」を表現しています。

中・低速域の軽快感や爽快感、乗り心地を向上しているので、走る喜びが感じられるでしょう。

この2つが揃っていることで、さまざまなドライブシーンの「安心感」「一体感」「快適性」が実現可能になりました。

ということで、重要なこのデミオの基本思想が全グレードに変わらず浸透していて、差異があるのは装飾・機能だけというのが高く評価されるポイントです。

やはり、どんなグレードでも車本来の方向性が失われないというのは、デミオの大きな特徴です。

人気のXDグレードのスペックは?

デミオ内装

画像引用:https://www.mazda.co.jp/cars/demio/

デミオのグレードで、特にSNSで人気となっているのがディーゼル仕様のXDグレードです。

ただし、人気だからという理由だけでXDを購入することはおすすめできません。
車にはそれぞれの使い道というものがあり、それに合わせて選択しなければならないからです。

XDの人気の理由は、やはり1.5Lディーゼルエンジンの加速です。

エンジン回転数2,000rpm以上から力強い加速になるので、山道のような場所でもよく上ってくれます。

このため、市街地では回転数を上げない燃費走行でも十分速くなり、高速道路では加速のターボを使い、爽快感ある速さを楽しめるでしょう。

足回りは硬めとなっていて、コーナリングでもしっかりと踏ん張ってくれると好評です。

デミオに搭載されているディーゼルエンジンは、特有の低回転域で太いトルク感というものではなくて、アクセルを踏むことで鋭い加速を感じられるというタイプで、2,500回転時で5,000回転弱くらいのパワーを感じることができます。

このように、どんな道においても鋭い加速によって走ることができる、走りの楽しさと喜びを感じられるのがXDグレードの魅力のため、人気となっています。

XDには上記のように多くのグレードがあるので、それらを見ていきましょう。

XD

  • 排気量 1498cc
  • ドア数 5
  • シフト 6MT
  • 燃費  26.4km/l

XD ツーリング

  • 排気量 1498cc
  • ドア数 5
  • シフト 6MT
  • 燃費  26.4km/l

 

XD ミストマルーン

  • 排気量 1498cc
  • ドア数 5
  • シフト 6MT
  • 燃費  26.4km/l

 

XD Lパッケージ

  • 排気量 1498cc
  • ドア数 5
  • シフト 6MT
  • 燃費  30.0km/l

 

XD ノーブルクリムゾン

  • 排気量 1498cc
  • ドア数 5
  • シフト 6MT
  • 燃費  26.4km/l

このように、どの種類でもスペック自体にはほぼ違いはないということです。

走るデミオ

画像引用:https://www.mazda.co.jp/cars/demio/

「XD Touring」は、クルーズコントロールが標準で装備されているグレードです。

フロントフォグランプ(LED)も搭載していて実用性が高いパッケージとなっています。基本的に「15S Touring」と同じ装備・機能が採用されています。

高速道路を走る人にはXDがおすすめなんですが、頻繁に高速道路を利用するならクルーズコントロール装備されているXD Touringが良いでしょう。

「XD Touring L Package」はフロントフォグランプの加飾処理がXD Touringと違います。

Lパッケージのインテリアコーディネーションは、「15S Touring L Package」と同じになっています。

「XD ミストマルーン」や「XD ノーブルクリムゾン」は特別仕様車で、洗練された色・素材にこだわっていて、上質な世界観を表現しているグレードです。

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