トヨタ自動車(以下トヨタ)の誇るトヨタ・アクア(以下アクア)は「脅威の低燃費を持つハイブリッドのコンパクトカー」として、プリウスとはまた異なった魅力を持った自動車です。2017年6月19日には、2度目のマイナーチェンジを行い今後もますますそのシェアを高めていくことでしょう。

ところで、そんなアクアとは別な路線でその存在を確立させているものとしては、マツダ株式会社(以下マツダ)のリリースしているマツダ・デミオ(以下デミオ)があります。こちらも同年4月20日に一部改良をしており、アクアとは今後も異なる路線を歩んでいくことでしょう。

そこで、今回はこの2つの車種のそれぞれの魅力とおすすめしたいユーザーに関して紹介します。

トヨタ・アクアのコンパクトカーとしての魅力

アクアのコンパクトカーとしての魅力は主に次の通りになります。

・初代モデルの発売当初より「プリウスの続く2台目の純ハイブリッドカー」として開発され、現在ではそれすらも凌ぐ低燃費が大きな持ち味である

・ハイブリット車であるため、修理やバッテリー交換等の費用は高額になりやすいものの、それを補える性能とデザインがあり多くのユーザーから発売以来愛されている

・社名の由来は、ラテン語で「水」を意味するが、これは水のイメージとも言える「透明感」に加えて「水の持つ自由な広がりそのままに楽しんで欲しい」と従来のハイブリッドカーのイメージからの差別化を狙って命名された

そもそもの誕生した経緯から、プリウスとは異なる路線を宿命づけられたアクアは、以上のような魅力を持っており今やコンパクトカーのスタンダードとなっています。

マツダ・デミオのコンパクトカーとしての魅力

デミオのコンパクトカーとしての魅力は主に次の通りになります。

・1996年8月27日に初代モデルが発売された当時、マツダ自体が経営危機に陥っていたが、本車の成功によってその危機を乗り越えたことに加えて、同年の日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝くなど幅広い層から支持を集めることにも成功している歴史があり、今やマツダ発展の歴史を語るうえでは欠かせない自動車である

・また、初代モデルは、短期間で開発設計、量産された歴史はあるものの、その時から求められる基準を満たしているなどマツダの持つ高い技術力があることが伺えられる

・現在までに、4度のモデルチェンジ(初代DW系(1996年~2002年)、2代目DY系(2002年~2007年)、3代目DE系(2007年~2014年)、4代目DJ系(2014年~現在))を繰り返して、時代のニーズや社会情勢を反映させながら今も進化を続けている

・車名の由来は、スペイン語で「私の(もの)」を意味する「de Mio」から取られた造語で「自分なりの独特さを追求して欲しい」と狙って命名された

マツダ自体の危機打開に貢献しただけでなく独自の路線を貫いているデミオは、従来の「低燃費と低価格」が叫ばれているコンパクトカーにおいて一石を投じる可能性を秘めています。

トヨタ・アクアとマツダ・デミオのエクステリア比較

共に最新のマイナーチェンジまたは一部改良の車種を限定として、両車の比較および魅力を紹介します。

トヨタ・アクアのエクステリアはここが魅力

まず、アクアのエクステリアのスペックは次の通りです。

・全長:4,050~4,060 mm

・全幅:1,695~1,715 mm

・全高:1,455~1,500 mm

・ホイールベース:2,550mm

デミオと比べても、全高やホイールベースなど以外はそれほどの差はありません。特に全高の低さは立体駐車場にも入りやすいというメリットもありますが、視界面での不足も感じないでしょう。

ただし、アクアは最新のマイナーチェンジによって、外観が大幅に手を加えられました。特に次の部分がはっきりと変更されました。

・ヘッドランプ・フード・フェンダー・バンパー

・バンパー下部へのリアリフレクターの配置

また、ボディカラーについても次の18色が用意されておりデミオを圧倒しています。これだけ揃っていれば好みの色が見つからないということもまずないでしょう。

①スーパーホワイトⅡ

②シルバーメタリック

③グレーメタリック

④ブラックマイカ

⑤スーパーレッドV

⑥イエロー

⑦フレッシュグリーンマイカメタリック

⑧ブルーメタリック

⑨ジュエリーパープルマイカメタリック

⑩ベージュ(クロスオーバー専用色)

⑪ライムホワイトパールクリスタルシャイン

以下のカラーは、別料金発生が発生します。

⑫ブラッキッシュアゲハガラスフレーク

⑬オレンジパールクリスタルシャイン

⑭クリアエメラルドパールクリスタルシャイン

⑮スーパーレッドV×スティールブロンドメタリック

⑯ブラッキッシュアゲハガラスフレーク×スティールブロンドメタリック

⑰ライムホワイトパールクリスタルシャイン×エアーイエロー

⑱ライムホワイトパールクリスタルシャイン×カッパーメタリック

※グレードごとに対応および未対応なカラーもあるので、詳細はホームページ等をご参照ください。

このように、コンパクトカーに恥じないデザインと、王道ながらもマイナーチェンジを通して改良に励んでいる点が評価できます。

マツダ・デミオのエクステリアはここが魅力

デミオのエクステリアのスペックは次の通りです。

・全長 4,060mm

・全幅 1,695mm

・全高 1,500〜1,550mm

・ホイールベース:2,570mm

全長や全幅こそアクアと同等ですが、全高とホイールベースに関しては上回っています。それでも、5ナンバーサイズを維持するなどデザインの際の設計努力も伺えられます。

また、前型から導入されていたLED製のヘッドランプも4灯式となって攻撃性溢れるものとなりました。現在、安全性と性能の都合上、ほとんど製造されていないリトラクタブル形式のヘッドライトにこだわるユーザーも未だにいることから、この部分とて重要なエクステリアと捉えたとも見て取れるマツダのデザインに対するこだわりを感じることができます。

なお、ロゴが「Demio」から「DEMIO」に変更されて、リア左側に移動しているという点も何気に要チェックかもしれません。

また、ボディカラーについても次の10色が用意されております。アクアよりも少ないですが、それでも十分なカラーバリエーションでしょう。

①ディープクリムゾンマイカ

②エターナルブルーマイカ

③ソニックシルバーメタリック

④ダイナミックブルーマイカ

⑤ジェットブラックマイカ

⑥チアニウムフラッシュマイカ

⑦ソウルレッドプレミアムメタリック

⑧マシーングレープレミアムメタリック

⑨ディープクリスタルブルーマイカ

⑩スノーブレイクホワイトパールマイカ

※グレードごとに対応および未対応なカラーもあるので、詳細はホームページ等をご参照ください。

シンボルカラーと言えるソウルレッドプレミアムメタリックを含めてそのバリエーション豊富なカラーで、多くのユーザーを惹きつけることでしょう。

全ては「魂動 - Soul of Motion」をデザインテーマにしたからこそ実現できたことと言えるでしょう。

トヨタ・アクアとマツダ・デミオのインテリア比較

トヨタ・アクアのインテリアはここが魅力

アクアのインテリアとしての魅力は主に次の通りになります。

・インテリアパネルに合皮を使用している

・インテリアカラーがグレードごとに次の全7種類用意されている

①ナチュラルグレー

②レッド

③ブルーブラック

④ディープブラウン

⑤ブラックソフトレザー

⑥ホワイトソフトレザー

⑦シルバーブラック

・センターメーターが引き続き継続されているため、視界の広さを確保できている

・後部座席もコンパクトカーにしては広く、ゴルフバックなどの大きな荷物も容易に置くことができる

グレートごとに用意されていることによって独特の色使いが新鮮に感じることでしょう。もちろんそれに比例した快適さも重視されています。

マツダ・デミオのインテリアはここが魅力

デミオのインテリアとしての魅力は主に次の通りになります。

・フロントタイヤを先代よりも80mm前方に配置することで、ドライバーが自然に足を伸ばした位置にペダルがあるレイアウトを実現した

・アクセルペダルにオルガンペダルが採用されているため、従来の吊り下げ式ペダルよりもかかとのずれが生じにくい

・シートスライド量を260mm確保している

・ステアリングは上下45mm・前後50mmのチルト&テレスコピック調節機能を備えている

・フロントピラーを先代よりも80mm後退させてワイドな前方視界を確保した

全体的にアクア以上に上質な部分が多く、デザインに加えて品質重視、そして独特さを求めるユーザーはデミオの方に満足することが多いでしょう。

トヨタ・アクアとマツダ・デミオのおすすめユーザーは?

それでは、実際に両車それぞれのおすすめできるユーザーを紹介します。もちろん、次に挙げたユーザー以外にもおすすめできるので、あくまで参考になる程度とお考え下さい。

トヨタ・アクアのおすすめユーザー

トヨタは、「2016年の販売台数第2位」「単独の自動車メーカーとしては世界最大」「生産台数1000万台を突破」と国内のライバルメーカーを圧倒するシェアを誇るメーカーです。

そのトヨタが販売しているアクアは、下記ユーザーには特におすすめできます。

・「世界のトヨタ」という安定したブランドイメージを求めている
・ランニングコストを意識している
・気軽にコンパクトカーを手に入れたい(アクアは4系列全ての販売店で販売しており万全の販売体制である)

マツダ・デミオのおすすめユーザー

マツダは、「ロータリーエンジン搭載車の量産」「日本メーカーとして唯一のル・マン24時間レースでの総合優勝」という独特な歴史を歩んできたこともあって「走行性能デザイン重視」のスタイルが強いメーカーです。そのスタイルは、デミオにもしっかりと表れています。

そのマツダが販売しているデミオは、下記ユーザーには特におすすめできます。

・ありきたりな車乗りではいたくない
・独特さを追求したい
・ディーゼルエンジンに対する嗜好が強い(特にマツダが開発したディーゼルエンジンであるSKYACTIV-D)


※本記事の文書と画像の根拠となるソース元は下記のホームページです。

・トヨタ自動車株式会社アクアの紹介ページ
http://toyota.jp/aqua/exterior/?padid=ag341_from_aqua_navi_exterior

・マツダ自動車株式会社アクアの紹介ページ
http://www.mazda.co.jp/cars/demio/?link_id=cnt

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