トヨタのアクアはベストセラーのコンパクトカーです。
しかし、口コミなどでは乗り心地について「あまりよくない」という話もあります。

ただ、アクアの乗り心地は最近のマイナーチェンジによってだいぶ改善されています。
そこで、購入を検討している人はまずは試乗してみることが大事です。

この記事ではアクアの試乗レポートや試乗のポイント、動画の一覧などを紹介します。

トヨタ アクアの試乗レポート

2017年6月、トヨタの大人気コンパクトカーであるアクアはマイナーチェンジを行いました。
新しくなったモデルの試乗レポートをお届けします。

トヨタアクア

引用元:https://toyota.jp/aqua/?padid=ag341_from_aqua_navi_top

2011年、当時の燃費最高性能を売りとしてアクアは登場しました。
それ以来、アクアは常に国内市場売り上げトップ3にランクインしているほどの人気となっています。

試乗した車は、アクアの最高グレードである「G ソフトレザーセレクション」です。
特別塗装やカーナビ・オーディオなどのオプションがあるため、参考価格約270万円と、さすがに上位グレードだけあってアクアのなかでかなりお高い値段となっています。

マイナーチェンジをしたアクアで特徴的なのは、実走行燃費の大幅アップです。

登場した当初はJC08モードでの値は優秀なものの、高速道路・山岳路等をけっこうなペースで走ると燃費が急激に落ちるというのが難点でしたが、マイナーチェンジによってその難点はほぼ解消されています。

また、走りのスポーティさが増したのも印象的です。
速さはそれほどでもないものの、操作に対してクルマの反応の良さは初代のものとは別物といってもよく、ワインディングロードの走りの楽しさはかなりのものでした。

ホールド性が良くなって体幹がブレにくくなったことも好印象です。

エクステリアのデザインでは、フロントエンドが洗練されました。
フォードの名作「フィエスタ」に雰囲気がすこし近い、ヨーロッパ車のようなイメージすらあります。

デザインでは、バンパーの空力的フォルムも特徴です。
中期型でもエアロダイナミクスを意識していましたが、マイナーチェンジ後はそれよりも非常に滑らかになりました。

トヨタアクア車内

引用元:https://toyota.jp/aqua/?padid=ag341_from_aqua_navi_top

その他で、悪くなった点もあります。補強してもやはり弱めなボディのためか、路面コンディションの悪い場所では、動的質感が低いようでした。

燃費向上のために室内が狭くて視界も良くない点はそのまま。

トヨタセーフティセンスC

は、今では車の安全装置として時代遅れとされている水準です。
しかし、総じて、数人で街乗りがメインというユーザーでは、これまでアクアで悪かった点が気にならないほどにはなっています。

何よりも、親しみやすさは国産メーカーのコンパクトカーで屈指なため、これほどの人気となっているのでしょう。

トヨタ アクアの試乗動画一覧

トヨタ アクアの試乗動画一覧です。この動画を見て、だいたいの参考にしてみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=bNN0thrs-5I
https://www.youtube.com/watch?v=Fyl4gf8Xjf8
https://www.youtube.com/watch?v=ny4s8iUfAY0
https://www.youtube.com/watch?v=SKdYn4b7iok
https://www.youtube.com/watch?v=UtxUqMeXEGQ
https://www.youtube.com/watch?v=wwRU2_YItPU
https://www.youtube.com/watch?v=JfXO6km5JFQ

トヨタアクア

引用元:https://toyota.jp/aqua/?padid=ag341_from_aqua_navi_top

トヨタアクア

引用元:https://toyota.jp/aqua/?padid=ag341_from_aqua_navi_top

トヨタ アクアの試乗のポイント

トヨタ アクアの試乗レポートをご紹介しましたが、トヨタ アクアを自分で試乗するときのポイントとしては、やはりまず口コミや評判でよく言われる「乗り心地」を試してみることです。
これも、2017年のマイナーチェンジによってだいぶ改善されたので、その改善具合を確かめるとよいでしょう。

トヨタアクア車内

引用元:https://toyota.jp/aqua/?padid=ag341_from_aqua_navi_top

また、これも悪いとされている「視野の狭さ」「静粛性」もしっかりとチェックしておきましょう。
いくら人気のコンパクトカーといえども、自分が気に入らなければ購入しても意味はありませんよね?

試乗のコースは、販売店で10?15分程のコースに決められていることが一般的です。
その中でもっとも大事な情報を得ておきたいですね。

まず、ハンドル・アクセル・ブレーキのフィーリングを確認しましょう。
ハンドルを切ったらクルマがどのように動くか確認してください。
レスポンスも自分の好みに合うかどうかもチェックします。加速感・ブレーキタッチも同じく確認します。

トヨタアクアハンドル

引用元:https://toyota.jp/aqua/?padid=ag341_from_aqua_navi_top

凸凹のある路面で、クルマに反応などがあった際、その揺れにどれだけ足回りが吸収してドライバーに振動を与えないかは「収束性」といわれます。
最初に上下に揺れ、それが収まってもとの状態になるのが早いほど、ショックを和らげる機能がある、乗り心地がいいクルマになります。

駐車場が狭かったり自宅への道が狭い人は、販売店スタッフにそのことを伝えて、駐車シミュレーションをしてもらうというのも大事です。
自宅が近い場合なら、自宅駐車場まで試乗させてもらえないかお願いしてもいいかもしれません。

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