独立したあと、
自分の車で移動する事が多くなり、
以前より自動車の燃費を、
気にするようなりました!
会社勤めの頃は、
自分の財布が傷まない事もあり、
車の燃費は全く気にしていなかったのですが(笑)
今までも、
自動車整備の仕事をしていたので、
自分の自動車の燃費はしっかり記録し、
自動車のコンディションは常に把握していました!
今回は、
自分の記録していたデーターを元に、
燃費を向上させる方法をご紹介します!
それと整備を依頼された方から、
良く聞かれた質問があります。
「燃費向上する商品&グッズって効果あるの?」
というものでした。
これについても回答しておきます。
自動車整備士の資格も持っているので、
自動車の構造を踏まえて理論的に、
自動車の燃費を向上させる運転のコツ
をご紹介します。
[cc id=234]燃費が向上するグッズは効果あるの?
燃費向上を謳うグッズや
商品は効果があるのか?
効果はない
と思っています。
理由は2つあります。
1:公正取引委員会が燃費向上グッズに排除命令!
2008年公正取引委員会から、
自動車の燃費向上に効果がある
グッズ&商品に対して排除命令を出しました。
これらの商品は、
優良誤認に該当しいるのが理由でした。
参考URL:公正取引委員会の排除命令
(1) 実際のものよりも著しく優良であると示すもの
(2) 事実に相違して競争関係にある事業者に係るものよりも著しく優良であると示すもの
参考URL:優良誤認とは
ちなみに、
19社16商品の燃費向上グッズがこちら
- 商品名:「ギガスマルチパワータブレット」
株式会社ソフト99コーポレーション - 商品名:「ランナップ」
株式会社奈良健康堂 - 商品名:「エコストラップ」
株式会社ル・モンド - 商品名:「ハイオクくん」
株式会社ニッポンエミール - 商品名:「燃良太郎」
株式会社ニューイング - 商品名:「ハイパーグローブ」
株式会社オージーシステム - 商品名:「マグチューン」
株式会社コムテック - 商品名:「パワーネオプロフェッショナル」
株式会社ZERO-1000 - 商品名:「起爆水」
すばるメディア株式会社 - 商品名:「サイクロン3」
株式会社高野自動車用品 - 商品名:「インテークマジック」「アウターマジック」
インテークマジック株式会社 - 商品名:「インテークマジック」「アウターマジック」
インテークマジック株式会社 - 商品名:「リッツパワーシフトMS-001」
株式会社リッツコーポレーション - 商品名:「ホットイナズマポケット」
株式会社サン自動車工業 - 商品名:「ネオ・ソケットエコ」
株式会社スカイフィールド - 商品名:「エコサンダー」
株式会社レミックス
「ソフト99コーポレーション」
なんかはオートバックスや
イエローハットなででも商品が並んでいる
有名な自動車商品メーカーなので驚きました!
2:消費者の声が一切聞こえてこない!
「燃費 向上 グッズ」で検索すると、
燃費向上グッズを販売しているメーカーか、
そのグッズを紹介しているサイトばかりです。
燃費向上グッズを使った上で、
実際にどれだけ燃費が改善したのか、
数値を踏まえて紹介しているのであれば、
まだ説得力があるのですが・・・
紹介しているサイトの殆どが、
良いことばかり言っていて、
イマイチ信用できません・・・
私の友人も以前
燃費向上グッズを使っていました。
実際に効果があるか聞いてみると、
効果はある!
というんです。
ただよくよく聞いてみると、
燃費向上グッズを販売している
会社の代理店をやっているようだったんです。
もちろん、代理店をやっていなくても・・・
高いお金を出して買ったのに
効果がなくては騙された事になるので、
無理にでも「効果がある」と
言っているケースが多い気がします、
その友人も自分の車で、
どれだけ燃費が改善しかたの
データーは記録していなかったので、
信憑性はイマイチです。
そこでオススメしたいのが、
運転方法の改善です!
3つの運転テクニックで自動車の燃費が20%向上!
最初に運転方法を変えるだけで、
どれぐら燃費が 向上したかをご紹介します。
現在、乗っている車は、
トヨタのヴィッツ
です。
全国平均の実燃費はこちらです。
ちょっと見えにくいですが、
全国ユーザーの平均燃費が14.58km/lです。
3つの運転テクニックを実践している
私の実際の燃費がこちら
全国平均の燃費から考えると、
リッター3km
近くも燃費が向上しています。
割合にすると20%前後です。
自分の車の走行状況は、
下記の通りです。
- 個人宅への訪問が多い
- 短い移動を繰り返す
- 毎日100km~150km走行している
- 市街地の移動が多い(一定の間隔で信号で停車する)
- 仕事の機材として20kg前後の荷物を積んでいる
と言った形で、
燃費を考える上では、
あまり条件が良いとはいえません。
一般的には高速道路ような
ノンストップで走行でると、
燃費が良くなると言われています。
そこから考えると真逆の
走行条件が良くなっているのがわかると思います。
条件が良ければ、
燃費の改善率は30%ぐらいにはなったかもしれません!
[cc id=55]
自動車の燃費を向させるの3つの運転テクニック
では、具体的に、
燃費を向上させる3つの
運転テクニック
をご紹介していきます!
1:道路に応じてアクセルの踏み加減を考える
自動車はアクセルの踏み加減によって、
ガソリンを消費量が変わります。
下り坂ではアクセルを踏み込まず、
惰性で走行しても一定距離走る事ができます。
逆に、上り坂では、
アクセルを一定距離は踏み込まず、
減速しはじめてからアクセスを踏み、
一定の速度を保つ事を意識します!
この方法で、
無駄なガソリンの消費を減らせます。
一定の速度と言っても、
わかりにくいかと思います。
目安になるのは、
法定速度
です。
法定速度で走るのは当たり前!
と思わるかもしれませんが、
実際には法定速度より、
早いスピードで走っている車が大半です。
法定速度で走ると、
他の車より遅めのスピードで、
走る事になりますが・・・・
信号で停車している際に、
自分を追い越した車が、
隣で止まっていたりします。
つまり、
法定速度以上で走行しても、
法定速度通り走行しても、
赤信号で止められるタイミングが、
同じなのでアクセルを組み込んでいる分、
無駄にガソリンを消費してしま分けです!
逆に言うと、
法定速度で走るのが最も燃費向上に、
適している速度だと言えます!
ぜひ、法定速度で走って実感してみて下さい。
2:最小限のブレーキを意識する
最小限のブレーキを意識すると言っても、
プレーキを全く踏まないわけではありません。
信号待ちの多い、
市街地を走行する場合ではあれば、
早めに信号を確認できれば、
停止線まで500m以上距離があるはずです。
赤信号を確認できた時点で、
アクセスを踏まずに惰性で走行する事で、
停止線付近はブレーキを軽く踏むだけで、
停止でるはずです。
アクセルを踏み込まないので、
ガソリンも節約できますし、
ブレーキにかかる負担も少なくてすむます。
以前はの自分自身の運転を振り返ると、
交通の流れを意識して、
信号の直前まで一定スピードで走行し、
手前からブレーキペダルを踏んでいました。
市街地の走行が多いのであれば、
ブレーキを最低限にする事を意識する事で、
燃費がかなり向上します。
3:定期的に車を掃除する
仕事で使う機材などは、
どうしても積まなければいないのですが・・・
それ以外の荷物も
知らず知らずの内に増えていました(笑)
1月に1回~2回は、
車の中を整理整頓する事で、
車に積んでいた余分な荷物を、
下ろす事で重量を軽減する事が出来き、
燃費向上に役立ちます。
車内の整理整頓を機会に、
車の状態を点検しておくのもオススメです。
自動車の燃費を向上する運転テクニックまとめ
ここまで、
自動車の燃費を向上させるための
3つの運転テクニックをご紹介してきました。
車種に関係なく、
実践できる運転テクニックなので、
ぜひ実践して頂き、燃費を改善して下さい!
他に、
補足として2点お伝えしておきます。
空気圧を高めにする
タイヤの空気圧は、
高めにすれば燃費が向上し、
少なめにすればグリップ力が増します。
そのため、
燃費を重視するのであれば、
タイヤの空気圧を高めに設定するも
ひとつのアプローチだと思いますが・・・
車種によっては、
タイヤの片減りの原因になったりする事もあるので、
すべての方にオススメ出来る訳けではありません。
また、
冬場に雪道などで、
雪にはまってしまった場合は、
空気圧を少し抜くことで、
グリップ力が増して、
抜け出しやすくする事も出来ます。
抜けだした後に、
すぐに空気圧を適正値まで戻すのが前提です。
赤信号での停車について
今回の記事を書くにあたり、
車に燃費に関して書かれている
記事も見たのですが・・・
赤信号でのエンジン停止を
推奨している記事を見かけました。
これは、最近CMなどでPRされている
アイドリングストップ機能の影響かもしれません・・
エンジンの始動・停止を
繰り返す運転を専門用語で、
ショート・トリップ
といいます。
一般的には、
ストップ&ゴー
と言われる事が多いですが!
赤信号で停車する度に、
車のエンジンを切ってしまうと、
その都度バッテリーを消費する事に加え、
エンジンを始動させるスターターにも負担をかけます。
また、エンジンの始動回数が増えるため、
車の各部に余計な負担をかけるので、
個人的にはオススメしません。
最近販売されている、
アイドリングストップ機能がある
車に関しては専用の設計と構造になっているので、
問題ないだけです。
アイドリングストップ機能がない車で、
同様の事をすると燃費は良くなっても
車の他の部分の痛みが早くなります。
ネッツトヨタニューリー北大阪のブログでも
ショートトリップをオススメしない
事が書かれています。
参考サイト:使用状況が厳しい使われ方のショートトリップ編
最後に自動車のの燃費を他の人と、
比較しながら記録出来るサイトがありますのでご紹介しておきます。
一番最初の燃費画像も、
このサイトのものです。
車のメンテナンス記録も残せますので、
ぜひご自身の車の燃費を記録としていくと、
自動車の以上も発見しやすく役立つと思います。